株式会社三協製作所は、一貫した製造ライン(原材料加工→潤滑処理→鍛造→熱処理→切削→洗浄)をベースに高品質・大ロット小ロットに対応できる設備をもち低コスト化を実現する柔軟且つパワー溢れる会社です。
今後も私たちは、進化しつづけ、あらゆる企業のお手伝いをしたいと考えています。
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三協製作所のQCDD’SE | 冷間鍛造とは | 職人の技 |
三協製作所では、「Q【品質】C【コスト】D【納期】D’【開発】S【安全】E【環境】」 の改善を日々行い、お客様にご満足頂ける製品を生産しています。
-Quality-
「ISO9001」を取得しており、品質・お客様満足度の向上に努めています。
日本品質管理学会認定品質管理検定(QC検定)の3級以上取得者を各工程に配置し、質の高い品質管理体制のもと生産を行っています。
-Cost-
当社独自の加工技術によるニアネットシェイプ(NEARNET SHAPE)で、鍛造後の後加工(切削加工・機械加工)が省けるため、材料ロスを極力少なくし、コスト削減に貢献出来ます。
-Delivery-
業界随一の設備ラインアップで少量多品種~大量生産に対応出来ます。
材料取りから切削加工・熱処理、検査までの一貫生産ラインに加え、開発、金型設計・製作も全て自社で行うことでご要求納期に確実に対応いたします。
-Development-
-Safety-
労働安全衛生に対する姿勢を示し、社員や社会からの信頼を高めることを目的としたマネジメント規格「ISO45001」を取得しております。
良好な職場環境を提供し、リスクアセスメントの実践、社員の定期的な訓練を行い、安全・健康に、より良い製品を提供できるよう改善活動を行っております。
-Environment-
環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」を取得しております。公害防止に関わる法令や国際的な規制の遵守を徹底し、エネルギー使用量、CO2排出量の削減にも取り組んでいます。
近隣者への配慮として、振動・騒音の低減措置を実施しています。
冷間鍛造とは、金型を使用して被加工材料(アルミニウム)を常温で塑性変形させる加工方法です。
この加工方法は、冷間加工特有の高い生産性を有しており、寸法精度や表面粗さも良好です。
しかし、常温で非常に大きな圧力をかけて塑性変形させるため、被加工材料の割れや金型の変形・摩耗・割れなどを考慮した設計・金型製作に関する豊富な技術ノウハウが求められます。
バックワード・エクストリュージョン
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フォワード・エクストリュージョン
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ダイ・フォージング(型鍛造法)材料へ圧力をかけることにより、金型の形に流動させる鍛造方法です。 |
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アイヨニング(シゴキ加工)押出し製品の外径、内径の精度を高めたり、全長を長くする加工方法です。 |
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ピアシング(穴抜き加工)パイプ状の製品を作るときや、据込のさいの余肉の切落としなどをする場合に行う加工方法です。 |
機械加工では数の上がらない形状も冷間鍛造であれば、毎分20~60個のスピードで生産することが可能です。
切削加工の削りしろや熱間鍛造の余肉などを必要としないため、Near Net Shapeで材料費の削減や後加工の時間短縮を実現し、加工費の削減に貢献します。
ダイカスト・絞り加工・熱間鍛造等の金型に比べ、5分の1以下です。
製品の寸法精度は機械加工に比べても遜色なく、形状・大きさによって差はありますが10~100μ以下の精度を実現します。
切削加工では困難なダイカスト・熱間鍛造形状に近い形状も成形可能です。
冷間加工により加工硬化した製品は、機械的性質が向上するとともに組織が微細化し、良好なファイバーフローを形成し強度をアップさせます。
同じ強度を確保する場合にはより薄肉・軽量化を可能にします。
製品の変形度合によって差はでますが、仕上り面の面粗度は良好で面粗度10s程度を実現します。
ダイカスト・絞り加工・熱間鍛造では成形不可能なノンドラフト形状・薄肉形状でL(全長) / D(直径)で10倍以上の成形が可能です。
三協製作所の職人のひとりである田林さんにインタビューを行いました。
※音声が出ますのでご注意下さい
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